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サーティワン/販促不振と円安で業績下方修正

2013年12月13日 / 決算

B-Rサーティワンアイスクリームは12月13日、2013年12月期通期業績予想の修正を発表した。

売上高207億円(前回予想比4.6%減)、営業利益20億8000万円(30.7%減)、経常利益21億7500万円(29.2%減)、当期利益12億5500万円(29.5%減)とした。

売上は、今年は創立40周年のキャンペーンや新商品などさまざまなことに挑戦し、広告宣伝を強化した効果により、第2四半期までは計画と前年を上回った。

第3四半期の「真夏の雪だるま大作戦」(6月29日~7月30日)、「チャレンジ・ザ・トリプル」(8月1日~8月30日)、9月連休の「ダブルコーン・ダブルカップ31%OFF」(9月14日~9月23日)などの盛夏期のキャンペーン実施時期を例年と変えたことが消費者に浸透せず、ゲリラ豪雨や台風による悪天候要因も加わり計画を下回った。

第4四半期に入り、「ワンダフル・ハロウィン」(9月27日~10月31日)も計画を下回る結果となり、通期売上高は当初予想を大きく下回る見込み。

売上原価面では、国内乳原料価格上昇と円安の影響で輸入原材料価格が大きく上昇し、第3四半期以降の売上原価率が急激に上がり、利益を圧迫した。

販売費・一般管理費は管理徹底により計画は下回る予測だが、売上の減少と売上原価上昇の影響を吸収することができず、通期の営業利益、経常利益、当期利益とも、当初予想よりも大きく下回ると見込んでいる。

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