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ベスト電器/3~8月の売上高6.8%増、営業利益17.3%増

2014年10月15日 / 決算

ベスト電器が10月15日に発表した2015年2月期第2四半期決算によると、売上高は927億6500万円(前年同期比6.8%増)、営業利益10億2500万円(17.3%増)、経常利益14億8100万円(15.6%増)、当期利益14億1200万円(26.1%増)となった。

消費税増税に伴う駆け込み需要によって、テレビ・レコーダーなどのAV商品、パソコン、冷蔵庫、洗濯機の主要商品はいずれも前年同期より伸長した。

特に、大型テレビは、昨年より話題となっている高画質の4K対応テレビの品揃えの増加と手頃な価格帯の充実により構成比が上昇し、テレビ全体の販売単価を押し上げた。

パソコン関連は、話題のタブレット「SurfacePro」が発売以降好調に推移したことにより、販売台数が伸長し、買い替え需要反動後のパソコン本体の減少をカバーした。

エアコンは、昨年夏の猛暑以降順調に推移していたが、今年は天候不順により低迷した。

一方で、注目商品として健康ブームにのった「お茶プレッソ」や家庭で簡単に製麺できる「ヌードルメーカー」、寝具用掃除機など、ライフスタイル提案型家電製品が好調に推移した。

通信関連商品は、春商戦以降各キャリアの料金システム変更や販売促進策打ち切りなどで低迷した。

通期は、売上高1680億円(3.1%減)、営業利益23億円(81.9%増)、経常利益30億円(40.1%増)、当期利益25億円(54.3%増)を見込んでいる。

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