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ベスト電器/3~11月の売上高2.9%増、営業利益19.8%増

2015年01月14日 / 決算

ベスト電器が1月14日に発表した2015年2月期第3四半期決算によると、売上高は1311億3800万円(前年同期比2.9%増)、営業利益2億900万円(19.8%増)、経常利益9億5800万円(32.3%増)、当期利益8億6500万円(72.4%増)となった。

消費税増税に伴う駆け込み需要によって、テレビ・レコーダーなどのAV商品、パソコン、冷蔵庫、洗濯機の主要商品は、いずれも前年同期より伸長し、家電商品全体でも前年伸長となった。

AV商品は、一昨年から話題となっている高画質の4K対応テレビの品揃えの増加と手頃な価格帯の充実により構成比が上昇し、テレビ全体の販売単価を押し上げた。

パソコン関連は、話題のタブレット「SurfacePro」「iPad Air 2」が発売以降好調に推移したことにより、販売台数が伸長し、買い替え需要反動後のパソコン本体の減少をカバーした。

白物商品の冷蔵庫・洗濯機は、商品の大型化・高機能化・省エネ化に伴う需要の拡大により販売単価が上昇し、前年同期より伸長した。一方エアコンは、前期夏の猛暑以降順調に推移していたが、天候不順により売上が低迷した。

店舗は、直営店では4店(うち海外3店含む)の出店と1店の閉鎖を行い、フランチャイズ店では4店(うち海外3店含む)の出店と9店(うち海外2店含む)の閉鎖を行い、店舗の活性化を図った。

結果、店舗数は、直営店180店(うち海外33店含む)、フランチャイズ店235店(うち海外43店含む)の総店舗数415店となった。

通期は、売上高1680億円(3.1%減)、営業利益23億円(81.9%増)、経常利益30億円(40.1%増)、当期利益25億円(54.3%増)を見込んでいる。

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