流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





近鉄百貨店/3~11月は当期損失6億7900万円

2015年01月14日 / 決算

近鉄百貨店が1月14日に発表した2015年2月期第3四半期決算は、売上高2042億1400万円(前年同期比3.3%増)、営業利益10億3900万円(前期は1億3800万円の営業損失)、経常利益3600万円(5億9900万円の経常損失)、当期損失6億7900万円(13億400万円の当期損失)となった。

百貨店業の売上高は1890億9300万円(3.2%増)、営業利益4億900万円(4億5500万円の営業損失)となった。

2014年3月7日に、あべのハルカス近鉄本店をグランドオープンし、フルライン・フルターゲットの品そろえと近鉄アート館等時間消費型施設の充実した新しい旗艦店を始動した。

展望台、大阪マリオット都ホテルなどと連携してさまざまな催しを実施したほか、オープン後においてもウイング館2階のヤングレディース専門店街solahaや、タワー館地下2階の食料品売場の改装等を実施し、回遊性の向上等を図った結果、売上高は716億100万円(18.7%増)となった。

隣接するHOOPでは、1階に若い女性に人気のスイーツショップを導入するなど、あべのハルカス近鉄本店のグランドオープンに合わせて進めてきた大規模改装を完成した。

地域中核店の奈良店では1階の特選洋品売場を、郊外店の生駒店では1階と2階の食料品売場を改装した。一方、桃山店は、業績が低迷し回復の見通しが立たないため2014年9月末をもって営業を終了した。

通期は、売上高2870億円、営業利益41億円、経常利益26億円、当期利益10億円の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧