流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





近鉄百貨店/3~8月は売上高5.1%増、営業利益4倍

2014年10月09日 / 決算

近鉄百貨店が10月9日に発表した2015年2月期第2四半期決算は、売上高1407億200万円(前年同期比5.1%増)、営業利益15億7700万円(299.2%増)、経常利益7億2200万円(321.1%増)、当期利益2億9800万円(前期は11億1200万円の当期損失)となった。

百貨店業では、3月7日あべのハルカス近鉄本店をグランドオープンし、フルライン・フルターゲットの品そろえと近鉄アート館等時間消費型施設の充実した新しい旗艦店を始動した。

同店では、独自イベントの開催に努めるとともに、あべのハルカス美術館、展望台、大阪マリオット都ホテルと連携してさまざまな催しを行ったこともあり、来店客数は73.3%増加した。

しかし、新たな顧客として販売拡大を目指した若年層や子育てファミリー層などへの訴求不足や食料品売場などにおける買回りの不便さなど、売場作り、販売促進面、施設面で残る課題から、同店の売上高は497億5100万円(23.4%増)となり、目標の売上高を達成できなかった。

通期は、売上高2870億円、営業利益41億円、経常利益26億円、当期利益10億円の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧