マンダム／3月期は過去最高の売上・利益

2015年05月12日／決算

マンダムが5月11日に発表した2015年3月期の業績は、売上高709億2500万円（前年同期比4.0％増）、営業利益69億9600万円（2.1％増）、経常利益75億9500万円（3.6％増）、当期利益44億2500万円（8.1％増）だった。

コア・ブランド「ギャツビー」がインドネシアを中心に海外で好調となり、国内外ともに総じて堅調に推移し、5期連続で過去最高売上高を更新した。

利益面は、国内の原価率上昇やインドネシアを中心とした海外のマーケティング費用（広告宣伝費）の積極的な投下があったものの、国内でマーケティング費用（販売促進費・広告宣伝費）の効率的な投下に努め、各段階利益とも過去最高利益を更新した。

次期見通しについて、売上面は、引き続き男性グルーミング事業の持続的成長、女性コスメティック事業の展開スピードのアップ、海外事業の継続強化を3つの柱に売上拡大に努め、増収を目指す。

利益面は、海外事業や女性分野への積極的なマーケティング費用の投下や売上原価率のアップが見込まれるものの、継続して原価低減活動や販売費及び一般管理費の効率化を推進し、各段階利益での増益を目指す。

子会社における固定資産の譲渡により、固定資産の売却益が発生するため、当期利益に約25億円の増加影響が生じる見込みで、業績予想は売上高763億6000万円（7.7％増）、営業利益73億6000万円（5.2％増）、経常利益76億円（0.1％増）、当期利益71億2000万円（60.9％増）の見通し。

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