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サントリー/1~6月期は8%増収、通期の利益予想を5.4倍に引き上げ

2013年08月07日 / 決算

サントリーホールディングスは8月7日、2013年12月期中間(1~6月)連結決算を発表した。

売上高は9397億5300万円(前年同期比8.0%増)、営業利益は487億2800万円(28.1%増)、経常利益は462億7100万円(26.7%増)、純利益は295億5600万円(約2.3倍)となった。

飲料・食品を扱う子会社のサントリー食品インターナショナルは11%増収。「伊右衛門」シリーズや「サントリー天然水」が堅調だった。炭酸飲料も大きく貢献。海外事業もオセアニアなどを中心に好調だった。

サントリー酒類が手がけるビール事業は、販売数量が2.4%伸びて過去最高となった。「ザ・プレミアム・モルツ」は2.9%増。新ジャンルでは「金麦」が5.4%だったほか、「金麦 糖質70%オフ」が69.6%増と大きく伸長。

缶チューハイなどのRTD分野は、販売数量が8%増加。「-196℃ ストロングゼロ」は、4月に発売した「DRY」が好調で、25%増となった。

サントリーワインインターナショナルのワイン事業では、国産ぶどう100%ワイン“日本ワイン”が販売数量を23%伸ばしたほか、「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。」が55%増と大きく伸長した。

サントリー(中国)ホールディングス有限公司は38%増収。

国内の売上高は7046億円(2.5%増)、海外売上高は2352億円(28.8%増)となった。

通期業績については、純利益予想を上方修正した。従来予想の530億円から1990億円(前期の約5.4倍)に引き上げた。

サントリー食品の上場にともなう特別利益の発生を加味した。

一方、売上高は2兆200億円(9.1%増)、営業利益は1260億円(16.9%増)、経常利益は1220億円(18.4%増)で従来予想を据え置いた。

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