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伊藤忠、アキレス/瞬足ブランドでパートナーシップ、売上150億円目指す

2009年03月03日 / 商品

伊藤忠商事とアキレスは3月3日、スポーツブランド「瞬足」の総合的なライセンス事業についてパートナーシップ契約を締結したと発表した。

契約の内容は、アキレスがブランドホルダーとして展開する「瞬足」ブランドについて、ライセンス許諾の独占契約。伊藤忠商事は、アキレスが展開するシューズアイテムをのぞく、全アイテムについてマスターライセンス権を取得。シューズ以外の全アイテムについて、有力アパレルメーカーや雑貨メーカーなどとサブライセンス契約を順次結び、2009年春夏から市場展開する計画だ。

キャラクタービジネスを展開してきた伊藤忠商事は、「瞬足」導入によって同ビジネスの幅を広げるとともに、培ってきたノウハウを融合させることで「瞬足」ブランドの価値向上を図る。

アイテムは、アウターウエアやソックス、ナイトウエア、自転車、ヘルメット、文具、カバン、弁当箱など。ゲームソフトとカードについても現在有力企業とライセンス展開を交渉している。

販路は、大手GMSや衣料専門店、シューズ専門店など。初年度は20億円、3年目は150億円の小売上代を目指す。

アキレスが2003年より発売を開始したジュニア向けスポーツシューズ「瞬足」は、子どもを中心に絶大な支持を受け、年間販売足数は500万足を超える。2009年には販売累計が2000万足にまで達する見込みだ。二社は、他のアイテムにもビジネス領域を広げ、総合的なブランドビジネスとして構築していくことで合意し、今回の契約に至った。

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