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農水省/バターと脱脂粉乳を追加輸入

2015年05月27日 / 行政

農林水産省は5月27日、バターと脱脂粉乳の安定的な供給を確保するため追加輸入すると発表した。

輸入量は、バターは1万トン(生乳換算12万3400トン)、脱脂粉乳5000トン(生乳換算3万2400トン)。

6月に農畜産業振興機構が入札を実施し、10月末までに順次輸入、国内需要者へ供給する。追加輸入のバター2000トン、脱脂粉乳5000トンは、国内の需給状況を踏まえて、農畜産業振興機構からの国内需要者への供給時期を決める。

生乳生産の最近の状況及び今後の見通しを踏まえたもので、最近の生乳生産は、北海道では増加傾向にあり、バター・脱脂粉乳の生産量は2015度は昨年度よりも増加する見込みとなっているが、年末のバター需要期における安定的な供給、夏の気象状況等による生産減の可能性等を考慮した。

なお、今後とも乳製品の需給や価格の動向等を注視し、乳製品の安定供給に努めるとしている。

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