流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





凸版印刷/IDを統合的に管理・活用・分析し、高いセキュリティ運用体制を実現

2008年09月29日 / IT・システム

凸版印刷は9月26日、IDを統合的に管理・活用・分析するID管理ワンストップサービス「TOPPAN ACIS(エイシス)」を10月から販売開始すると発表した。

昨今、業務の効率化とコスト削減の観点から、顧客データとIDを扱う業務をアウトソーシングする企業が増えているが、従来の業務委託では、顧客データを個別のサービスごとに受託会社に預けているため、個人情報が複数の受託先に分散してしまい、個人情報漏洩のリスクが懸念されている。

この問題を解決するため、今回、高いセキュリティ環境のもと、ID運用のコンサルティングと実際の管理・運用、マーケティングなどの全領域にわたってIDを管理・活用・分析するサービスを開発した。

これにより、個人情報漏洩のリスク低減、高いセキュリティ運用体制を実現でき、散在していたID関連情報を統合的に管理することで、顧客データの有効活用を図ることができる。

当面は、クレジット番号や会員番号、証券番号、保険番号など、顧客にIDを付与する業務の多い金融機関をターゲットとして「TOPPAN ACIS」を販売していく。

今後、金融機関だけでなく、流通、製造、医薬、広告などIDを活用している業界に向けて幅広くサービスを開発していく予定だ。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧