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玉乃光酒造/Salesforce CRMを導入

2009年04月06日 / IT・システム

セールスフォース・ドットコムは、玉乃光酒造(京都市伏見区)が自社のアプリケーションSalesforce CRMを導入し、この導入で戦略的な営業が可能になったと発表した。

玉乃光酒造は「良い酒を造れば売れる」との考え方でマーケティングを行わず、このためか営業担当者のITリテラシーも高いとはいえない状況だった。しかし、従来以上の売上向上のためには、IT化によるマーケティングへの取組が必須と判断。初期費用が不要で機能拡張やカスタマイズを行っても定額料金で利用可能な点などを評価し、Salesforce CRMの導入を決めた。

Salesforce CRMの導入後、簡単なスケジュール共有のみの利用から開始したことで、比較的スムーズに活用を促進でき、販売管理システムのデータを日時で取り込み、日々の売上や対前年比の売上など各指標の売上データを可視化できるようになった。また東京支店とも商談の進捗状況をリアルタイムに把握できるようになったなどの効果が見られたという。

Salesforce CRMはクラウドコンピューティングモデル上に構築された、カスタマイズ可能な顧客管理・業務管理システム。Salesforce CRMマーケティング支援ソリューションは、 営業・サポートソリューションと完全に統合されており、 複数チャネルのキャンペーンを管理できる。自動的に営業との間で見込み客情報の共有ができるため営業機会の損失がないなどの特徴があるという。

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