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エイチ・ツー・オー・リテイリング/11月の連結合計売上高1.9%減

2008年12月16日 / 月次

エイチ・ツー・オー・リテイリング(2008年3月期売上高:4716億1700万円)が12月15日に発表した11月の営業概況によると、百貨店事業売上高は前年同月比2.5%減、スーパーマーケット事業も1.5%減となり、連結合計売上高は1.9%減となった。

百貨店事業では、阪急百貨店うめだ本店で月前半はコートなど冬物が好調だったが、後半は客数減と気温上昇で全カテゴリーの動きが鈍化。しかしメンズ館の売上増が貢献し、売上高2.2%増となった。

阪神百貨店梅田本店は冬物が全体的に苦戦。食品ではおせち料理、クリスマスケーキ予約の早期展開が奏功し、受注は好調だった。

支店では、西宮阪急が11月26日に大型ショッピングセンター「阪急西宮ガーデンズ」の核テナントとして開業した。

スーパーマーケット事業では、阪急ニッショーストア2店舗を改装。蛍池店を阪急オアシスに、くずは店を価格訴求を強化した「パワープライス阪急ニッショーストア」に業態を転換した。改装に伴う休業を除くと既存店ベースの売上はほぼ前年並みを確保した。

 11月28日には、阪急ファミリーストア都島店(大阪市)が開業し月末店舗数は58店舗となっている。食品製造では、惣菜やパンなどのグループ内取引が順調に拡大した。

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