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エイチ・ツー・オー・リテイリング/8月営業概況、百貨店事業が好調

2008年09月17日 / 月次

阪急百貨店、阪神百貨店などのホールディング会社、エイチ・ツー・オー・リテイリングが発表した8月の営業概況によると、百貨店事業、スーパーマーケット事業を合計した連結売上高は前年比23.1%増と伸長した。特に百貨店事業の伸びが目覚しく、伸び幅は35.3%増となった。反面、スーパーマーケット事業は動きが鈍く、5.1%減となった。

営業概況では、阪急百貨店の支店は売上が伸び悩んだものの、本店はファッションを中心に秋冬商材が好調に推移。大井食品館閉店等の影響を除いた売上で前年実績を上回った。阪神百貨店は、セールは健闘したが、秋物衣料の動きが鈍く、御影店の売上を加えた全店合計でも前年実績に届かなかった。

一方、スーパーマーケット事業では、都市部の食品スーパーが好調に推移したものの、郊外店舗で売上が苦戦。製造事業ではギフト売上が減少したものの、その他事業は堅調に推移し、ほぼ前年並みを確保した。

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