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松屋/3月の銀座本店31.6%減

2011年04月01日 / 月次

松屋(2010年2月期売上高:814億円)が4月1日に発表した3月の売上速報によると、銀座本店の売上高は前年同月比31.6%減となった。
銀座店は31.4%減、浅草店は33.2%減。
3月上旬は、婦人部門での新ショップオープンや「銀座美人時計」などのイベント効果もあり、売上高・客数ともに好調に推移した。しかし、11日の東北地方太平洋沖地震の影響により、節電対応のため15日に1日全館休業したほか、外資系ブランドショップの休業や閉店時間を18時に早めた影響等により、売上高・入店数ともに前年を大きく下回った。
震災後は、銀座店・浅草店と食品、特にパンは連日完売が続いたほか、グロサリー・瓶缶詰類を買うお客が多く、これらのアイテムは前年実績を超えた。
震災から2週間経った頃から少しずつ売上高・入店客数ともに上向きの兆しが見えはじめたが、月全体でみると厳しい結果となった。
2010年3月1日から浅草支店は売場面積が前年の40%程度となったため、店名を浅草店に改め銀座本店の下に編入している。

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