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京王百貨店/新宿店、3年かけて全面改装

2011年03月03日 / 店舗

京王百貨店は、会社創立50周年に当たるこの春から新宿店開店50周年を迎える2014年の完成を目指し、新宿店の全館改装を段階的に実施すると発表した。
第1弾となる今春は、顧客の関心が最も高い「趣味」「健康」の分野を一部強化。4月から始まる2011年度は「美」「健康」「食」の強化に向け、2011年秋、2012年春と部分改装を実施する。
その後も継続的に改装を進め、次期中期経営計画(2012~2014年度)の最終年度かつ新宿店開店50周年に当たる2014年の完成を目指す。
売上の7割以上を占める50歳代以上の顧客を大事にしながら、「日常の新しさ・楽しさの提案」を京王らしさのもう1つの核として進化させ、「いつも行く」「毎日寄る」ターミナル百貨店として新規顧客の獲得を図り、「新・百貨店モデル」を構築する計画だ。
「よそ行き消費」「ハレ消費」といわれる『非日常』よりも、「自分消費」「イエナカ消費」に象徴されるような『日常』の新しさ・楽しさの提案がMDテーマ。
現在の売上のコアである60歳代を大切にしながら、次の中心顧客である40歳代・50歳代の買上をさらに増やし、地階~1階を通行する幅広い層にもアピールするという営業戦略のもと、顧客ターゲットとそのライフスタイルをもとにしたフロア構成へと変更。
年代別ターゲットを考慮し、従来の商品分類別の構成にとらわれない新たなフロア構成を策定する予定だ。

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