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トーハン/文房具と雑貨の大型売場を書店に導入

2014年03月31日 / トピックス店舗

トーハンとグループ会社の明屋書店は3月28日、山口県萩市の明屋書店萩店をリニューアルオープンした。

文房具と雑貨の大型売場「notanova(ノータ・ノーヴァ)」の第1号店。

<ノータ・ノーヴァ>
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トーハンは書店複合化のパッケージ提案「&Partners」を推進しており、文具・雑貨系のメニューとして、「add文具」(定番文具)、「&DeLi」(輸入菓子と文具雑貨)、「styleF」(セレクト文具雑貨)、「T.CLIP」(文具雑貨販売FCパッケージ)の4つのメニューを展開する。

<明屋書店萩店>
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これらのメニューは10坪から30坪の小型売場の提案であるのに対して、「notanova」は60坪~150坪の大型文具雑貨売場で、ニューコア事業となる。今回、明屋書店萩店に導入した第1号店は85坪で、文具売場では地域一番店となる。

商品構成は幅広く、文具については高級万年筆から定番の実用文具、学童文具、ファンシー文具までフルラインを取り扱う。トーハンと東京エコールが共同で設立したETSを通じ、国内外主要メーカー約130社からの商品を調達。雑貨に関しては、トーハンと取引のある約240社の仕入先から多彩な商品をそろえた。

明屋書店萩店では、「食(うつわ)」・「衣(バッグ)」・「住居(インテリア小物)」をキーワードに、出版物と親和性の高い商品群を揃え、ライフスタイル提案型の売場を目指す。

萩焼の陶器やステンレスのキッチングッズ、各種グラス、手ぬぐい・ハンカチ・タオル、ふきんや入浴剤、クロック、バッグ、知育玩具やブリキの玩具まで、地方の店ではこれまで目に触れることのなかった商品を中心に品そろえした。

店内装飾はVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)を重視し、質感を重視した専用什器を開発・設置。木目が映えるこだわり什器と温白色LED照明、ペンダントライトの照明で高級感を演出し、来店すること自体を楽しいと感じてもらえる、ワクワク感や期待感を演出した。

萩店では入口近くのガラス面にカウンターと飲料自販機を設置し、購入後の本を読んだり、休憩スペースとして利用できる。今後、取引先書店の顧客層の拡大、出版物と親和性の高い文具・雑貨売場とのシナジー効果による収益向上を目指したニューコア事業として、導入をすすめる計画だ。

店舗概要
所在地:山口県萩市大字土原字川島沖田474
営業時間:10時~22時
売場坪数:BOOK155坪、CD/DVD10坪、notanova85坪

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