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三越伊勢丹HD/クールジャパン機構とマレーシアで新企画

2014年09月25日 / トピックス商品店舗海外

三越伊勢丹ホールディングスは9月25日、海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)と「日本の魅力(クールジャパン)」を発信する新プロジェクトを開始すると発表した。

<プロジェクトの概要>
プロジェクトの概要

クールジャパン機構と直接または間接的に共同出資して設立する新会社を主体として、マレーシア・クアラルンプールにおける(三越伊勢丹の連結子会社が所有する店舗を再構築し、「日本の優れたモノ・サービス」を発信・提供する新たな店舗モデルとするプロジェクトを、クールジャパン機構と共同でスタートするもの。

今回のプロジェクトは、クールジャパン機構と、三越伊勢丹グループがマレーシア事業を展開する現地法人「Isetan of Japan SDN.BHD.(IOJ)」が共同出資会社をマレーシアに設立し、現在、IOJが百貨店として運営している「クアラルンプール伊勢丹LOT10店」を、日本の優れたモノ・サービスを展開する新たな店舗へと再構築し、新会社が運営する企画。

食品、レストラン、ファッション衣料・雑貨、リビング用品などにおいて、単に日本のモノを並べるにとどまらない「日本の魅力(クールジャパン)」を全館で表現する店舗とすることを想定しており、現地での新たな需要の創出と、日本国内への波及効果を目指す。

取り組みを通じ、従来の百貨店の枠を越えた新たな取組先との連携も期待できるとともに、将来的には「日本の良いモノ、良い技術」を持つ国内企業がグローバルマーケットに進出する際の課題解決やノウハウの共有・サポートにもつながっていくものという。

今後、自社の世界主要都市での海外戦略において、このプロジェクトで確立されたプラットフォームを、それぞれの国や地域の特性に合わせながら活用していくことも検討するという。

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