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三越伊勢丹HD/高級ブランド化粧品店舗を展開

2011年11月10日 / 店舗経営

三越伊勢丹ホールディングスは11月10日、ラグジュアリーコスメ編集ショップ事業を開始すると発表した。
三越伊勢丹が強みとする商品分野の国内外の「ラグジュアリーコスメ=高級ブランド化粧品」を、独立した店舗業態として確立する取り組み。
2012年春に1号店として、ルミネ新宿に出店するとともに、事業をルミネとの長期的な取り組みと位置付け、単なるテナント出店に留まらず、今後事業の拡大、CRMについて総合的な協力関係のもと推進する予定だ。
今後、数年間でルミネをはじめとする駅ビルと外部商業施設に20~30店舗を展開し、その後もさらなる多店舗化を計画する。売上規模は、1店舗あたり年商5億円程度を想定する。
「同分野において圧倒的な強みをもつ伊勢丹新宿本店で培った、販売ノウハウと商品調達力を最大限活かし、国内外の高級ブランド化粧品、ビューティアポセカリーのナチュラルコスメ、化粧品関連雑貨・小物を、ブランドの枠を越えたショップ環境のもと集積する」(同社)。
百貨店ならではのアドバイスやカウンセリングのほか、セルフショッピングスタイルなど新しい販売手法も取り入れ、お客のニーズにあわせた接客サービスを実施する。
ショップコンセプトは、「欲しいときに・好きなように・欲しいモノだけ買えるラグジュアリーコスメショップ」で、顧客層は、百貨店の高級化粧品ブランドに憧れをもち、駅ビルなどの商業施設で買い物をする20代~30代やいつも百貨店でコスメを買うが、ブランドの枠を超え、自分にあった化粧品を自由に比較検討したいお客、使う化粧品はすでに決まっており、時間をかけずに化粧品を買いたいお客など。
出店立地は、「欲しいときに、いつでも立寄り、買うことのできる利便性」を重視。お客の生活行動圏であり、利便性の高いターミナル商業施設を中心に出店する。
国内外の高級ブランド化粧品とナチュラルコスメを展開。ランコム、シュウウエムラなど、日本ロレアルが扱う海外ブランドを始め、クラランス、グローバルSHISEIDO、RMK、など国内外の高級化粧品ブランドを中心に約10社20ブランド前後を扱う予定だ。
伊勢丹新宿本店2階に展開するビューティアポセカリーのナチュラルコスメ、化粧品関連雑貨や小物を展開する。

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