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西友/今後2年間で20店舗を閉鎖、350人の希望退職者も募集

2008年10月02日 / 経営

西友は9月29日、新たな店舗展開戦略の概要を発表した。それによると、今後加速する大型店の改装と新店開発を視野に入れ、店舗ポートフォリオを店舗面積を基準にして設定された複数の基本店舗フォーマットを軸に体系化。今後2年間で約100店舗の大型店改装を実施し、自営売場を中心に商品構成を拡充する。

このほか、小型店舗は都市圏で西友が店舗を展開していない地区への追加出店を積極的に検討する。大型店の出店でも、未出店エリアから有望な出店候補地域を厳選して、集中的に立地検討を行う。更に出店を補完する意味で、M&Aを通じた店舗網の拡大も検討する。一方で基本店舗フォーマットとの整合性が薄い約20の既存店は営業停止・店舗閉鎖を進め、2009年半ばまでには全対象店舗の閉鎖を完了する。

さらに、より機動的で効率的な店舗運営の実現を目指すため、店舗運営組織の簡素化に伴う早期退職者の募集を行う。10月20日-11月10日の期間中、350名程度の希望退職者を募集。通常の退職金に退職加算金を追加し支払うほか、希望者には再就職支援サービスを提供するとしている。

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