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イオンリテール/10月の全社売上高4.9%減

2009年11月11日 / 月次

イオンリテールが11月11日に発表した10月(9月21日-10月20日)の営業概況によると、全店売上高は1282億円(前年同月比4.9%減)となった。

売上状況は、同日対比売上高が4.9%減、同曜対比売上高も4.6%減と減少。来客数は同日対比が2.9%増、同曜対比も3.0%増。客単価は同日対比が7.6%減、同曜対比は7.4%減となった。

既存店実績では、同日対比売上高が5.7%減、同曜対比は5.3%減。来客数は同日対比が0.9%増、同曜対比も1.0%増と増加。客単価は同日対比が6.5%減、同曜対比が6.3%減となった。店舗状況は、まいばすけっと仲池上店など4店舗を出店し、マックスバリュ湖西店など6店舗を閉店したため月末店舗数はGMS250店舗、SM71店舗、その他133店舗の計454店舗となった。

商品部門別の売上状況は、衣料が前期8.4%減、食品が2.9%減、住居余暇が5.4%減となった。10月は、シルバーウィークや運動会などの需要に対応し、ウォームビズ、うちエコ関連商品の販売を強化。しかし衣料を中心に季節商材が低調に推移した。なかでも保温性を高めた機能性肌着や低価格のフリースは、商品特徴を効果的に訴求し大きく販売数を伸ばした。

また節約志向に対応するため、季節に合わせて購買頻度の高まる商品や、円高差益還元対象商品の価格引き下げを進め、ベビーやホームファッション売場での改革の寄与により、客数と買上点数は伸長した。荒利益率は前年を下回ったが、前月度比較では各部門でマイナス幅が改善。販管費は既存比92.4%となった。

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