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イズミヤ/諸物価高騰傾向で客離れ、中間期の当期利益31.3%減

2008年10月02日 / 決算

イズミヤは9月30日、4月9日に発表した2009年2月期の中間期・通期業績予想を修正した。食料品など生活必需品や、燃料の価格高騰などで顧客の生活防衛意識が高まったことが背景で、このほか荒利率の高い衣料品中心のテンファッションズも減収減益。加えて、また、イズミヤカードも貸金業法対応としてキャッシングサービスの新規融資分の利率を昨年12月より17.95%に引き下げたため減収減益となった。

一方、新業態のスーパーセンターとディスカウント型食品スーパーのまるとく市場は好調に推移。さらに、食品スーパーを展開するカナートが増収増益となった反面、荒利率の高い衣料品全般と住居関連品のホームファニシングが売上高構成比を落とした。

修正後の予測値は中間期売上高が1898億円(4月予測時より1.7%減)、営業利益32億8000万円(15.9%減)、経常利益27億4000万円(17.0%減)、当期利益10億3000万円(31.3%減)となった。通期の業績見通しでは、売上高3860億円(1.0%減)、営業利益72億円(13.3%減)、経常利益60億円(14.3%減)、当期利益22億円(31.3%減)と見通している。

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