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ラサールインベストメント/那須ガーデンアウトレット取得

2010年08月16日 / 店舗経営

不動産投資顧問会社であるラサール インベストメント マネージメントインクは8月16日、同社が組成する特定目的会社の那須プロパティー特定目的会社が、大和地所から那須ガーデンアウトレット(栃木・那須塩原市)の土地と建物を取得したと発表した。

<那須ガーデンアウトレット>
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今回の那須ガーデンアウトレットの取得は、ラサールが独自に開発し、2005年4月に開業したオープンモール型の千歳アウトレットモール・レラ(北海道千歳市)に続き、同社にとって国内2か所目のアウトレットモールへの投資となる。

千歳アウトレットモール・レラで培ってきた開発、増床、運営等のマネージメントノウハウを生かすとともに、複数のアウトレットモールを所有・運営することでテナントネットワーク面や集客策面等での相乗効果を狙う。取得後は早急に増床計画策定に着手する。

今回の投資は既存案件を取得し、バリューアップを目指すのが目的だ。同様の既存施設への投資実績としては、2008年8月に取得したバリューセンター・トリアス(福岡・粕屋郡)がある。

那須ガーデンアウトレットは、2008年7月栃木県那須塩原市内に開業したリゾート型アウトレットモール(総敷地面積19万3070㎡)で、約110店舗に上るブランドアイテムをはじめ動物ふれあい広場、家族と愛犬が楽しめるドッグガーデンを備えている。

同施設は、日本有数の高原リゾートの自然を満喫できる滞留型の商業施設として、地元栃木県の乳製品、野菜、果物などの販売も行っており、県内外の幅広い層の集客を実現している。開業2周年を迎えたことし7月には総来場者数1000万人を超え、堅調な事業展開を見せている。
 
プロパティマネージメントは、引き続き西武プロパティーズが担当する。同物件は「ラサールアジア オポチュニティファンドⅢ」に組み入れられる。

施設概要
名称:那須ガーデンアウトレット
開業:2008年7月17日
所在地:栃木県那須塩原市塩野崎184-7 
敷地面積:19万3070㎡ 
延床面積:3万3117㎡ 
店舗面積:2万1306㎡(地上1階建)
店舗数:110       
駐車場:約3000台、大型バス20台
施設の特長:リゾート型アウトレット施設
店舗構成:レディス、メンズ、キッズ、スポーツ、アウトドアグッズ、服飾雑貨、生活雑貨、趣味雑貨、スーベニア、飲食
年間来場者数:500万人
施設内就業者数:約1000名

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