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ヤマザワ/ポイントカードの運用見直しで、経費削減

2010年11月18日 / 経営

ヤマザワはポイントカードのポイント付与販促を見直し、ポイント費用の削減を目指す。
これまで、200円につき1ポイントを付与するポイントカードを発行し、通常ポイントのほかに、毎週日曜はポイント10倍デー、特別販促日のポイント10倍デー、店舗ごとのポイント10倍デーでポイント販促を実施。前期の売上高に対するポイント費用の比率は1.82%となっていた。
今期から、店舗ごとのポイント10倍デーを廃止し、日曜と特別販促日にポイント10倍デーを集約し、一部、同社の恒例販促である水曜均一祭にポイント10倍デーを差し込む運用に改めた。運用を変更した結果、8000万円の費用削減効果があり、ポイント費用の比率は1.63%までに低下した。
2010年9月末現在、ポイントカードの会員数は67万5331人(前年同期比3.6%増)、会員売上比率は81.5%(1.3%増)、会員客数比率は80.0%(1.8%増)となっている。
同社は顧客調査の結果、競合店に比べて価格が高いというイメージを持っている顧客が多くいることを受け、利用頻度の高い500品目を対象に定番価格の見直しを実施した。販促費用を削減する一方で、定番価格を引下げることで集客力を維持する方針だ。

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