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ヤマザワ/3月期は販促強化で増収増益

2011年06月08日 / 決算

ヤマザワが5月27日に発表した2011年3月期決算は、売上高909億7200万円(前年同期比1.5%増)、営業利益25億8900万円(13.9%増)、経常利益26億3600万円(14.3%減)、当期利益7億7300万円(36.0%減)となった。
販売面では、低価格への要望が続く中、スーパーマーケット事業は引き続き恒例の「生活応援セール」や「水曜均一祭」の強化を行った。毎日2回タイムサービスを全店で実施した。野菜や日配品を中心に数量を限定して価格を通常より大幅に下げて販売し、好評を得た。
「安さに挑戦値下げしました」と題し、利用頻度の高い500品目の商品について通常価格を下げて販売をした。サービス向上として、クレジットカードによるレジ精算を導入し、順次利用店舗の拡充を図る予定だ。
商品管理面では、在庫削減に取り組み、特に後方の在庫に関しては、保管什器の使用台数に上限を設けて、一定数以上にならないように目に見える形で管理した。
2010年4月に宮城県塩釜市に塩釜中の島店(ドラッグ併設)を、12月に宮城県白石市に白石東店を開店した。既存店では、10月に山形県山形市のあさひ町店を旧店舗の隣接地に建替えした。11月に下条店(山形県山形市)を改装した。
来期は売上高1000億円(9.9%増)、営業利益27億5000万円(6.2%増)、経常利益28億円(6.2%増)、当期利益15億円(93.9%増)の見通し。

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