ヤフー／復興支援で東北の新ブランドを創出

Yahoo!JAPANが事務局を務めるオープンプロジェクト「復興デパートメント」は3月11日、「東北のものづくり支援の取り組み」を始めたと発表した。

東北の伝統的な銘品や特産物、また思いもよらなかったものなどに新たな角度からスポットをあて「被災地のためにモノを購入したい」ではなく、「あの商品だから買いたい」と、購入者の意識が変わる取り組みを東北の人々と一緒に行う。

福島の女のコたちを中心に、被災地福島の現状を発信する「女子の暮らしの研究所」と、「復興デパートメント」、女の子のパワーで社会の活性化を目指すプランニングチーム「DENTSU GAL LABO」が、3者共同で「FUKUSHIMA PIECE（ふくしまピース）プロジェクト」を開始した。

福島の女のコたちが「カワイイ」を切り口に、現地の伝統工芸品を使用した小物アイテム（=ピース）を制作・販売する。

新ブランドとして、「hiyuca（ヒユカ）」を開始。「人と人の出会いから全てが始まり、話し合い、分かち合い、協力したくさんの人の想いが込められて新しい価値を生み出すような、そんな素敵なブランドや商品が作れないかとの想いから、石巻市にあるステイブルーを中心に開発した新しいブランド」（同社）。

hiyucaの第1弾オリジナル商品であるハンドメイドのトートバッグは、石巻市、気仙沼市、女川町の生産者が制作した。開発した商品は、いずれも「復興デパートメント」で購入することができるという。

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