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オートウェーブ/47億円の債務返済期限を1年延長

2013年05月31日 / 経営

オートウェーブは5月31日、借入先金融機関全6行から債務返済期限の再延長を目的とした金融支援要請に同意を得たと発表した。

借入金額は47億7312万1400円で、債務返済期限を1年間延長する。

オートウェーブは、自動車用品の販売及びそれに付随するサービス(自動車用品の取付・交換、整備及び車検等)を主な事業内容とする。

自動車用品事業は、経済情勢の激変による個人消費の低迷、新車販売台数及び自動車保有台数の減少等、厳しい経営環境が続いたこともあり、新規出店店舗等の不振、カーナビゲーション等の標準装着化による売上高減少や競争激化による売上総利益の減少、広告宣伝費の増加による営業利益の減少等により、2007年3月期及び2008年3月期と2期連続して当期純損失を計上していた。

資金調達先である金融機関からの借入金約定返済が難しい状況となったため、借入先金融機関に対し「経営改善計画」を提出し、債務返済期限の延長を要請。

2008年5月30日付で、全ての借入先金融機関と「債権者間協定書」を締結することにより、2010年7月31日までの借入金債務の返済猶予を受けていた。

その後、2010年5月31日付、2011年5月31日付、2012年5月31日付で、債務返済期限の1年間延長を定めた各「債権者間協定書」を再締結していた。

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