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ドン・キホーテ/シンガポールに海外事業持株会社を設立

2013年07月26日 / 海外経営

ドン・キホーテは7月26日、海外事業の本部として、長崎屋と共同でシンガポールに海外事業持株会社(PPI本社)を設立したと発表した。

同時に、PPI本社の子会社PPIデラウェアを通じて、マルカイコーポレーションの子会社で米国ハワイ州、カリフォルニア州に11店舗を展開するMARUKAI CORPORATION(MARUKAI)の株式を取得する。

ドン・キホーテは2006年に初の海外店拠点として、THE DAI’EI(USA)(米国ハワイ州)を買収し、米国に進出した。

制度の異なる国々へ今後事業を本格的に展開するためには、グループの海外での本社を設立し、機動的に経営にあたることが必要と考え、アジアのハブとも言うべきシンガポールに、海外本社であるPPI本社を設立することとした。

PPI本社は、連結子会社ドン・キホーテインターナショナルと長崎屋の合弁会社となる。

長崎屋との合弁会社にしたのは、同社が2007年にグループ化されて以来、MEGAドン・キホーテの名称で、従来のGMS業態とは異なる新しい業態を創造し、グループの成長に貢献し、特に生鮮食品や惣菜販売などの分野におけるスペシャリストとして、そのノウハウを発揮し、今後の海外展開の収益性、商品力の強化に貢献できるものと見ているため。

ドン・キホーテは2006年に米国ハワイ州に進出し、2007年に黒字化を果たし、以降増益を重ね、米国での業務に対する知見を養ってきた。

今回、米国ハワイ州とカリフォルニア州でスーパーマーケット11店を展開するMARUKAIを連結子会社化することにより、北米での業務を拡大し、グループの本格的なグローバル成長戦略の第一歩として位置づけ、事業価値の大幅な向上が実現できるという。

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