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小僧寿し/赤字体質解消のため、中期計画を取り下げ

2014年09月12日 / 決算経営

小僧寿しは9月12日、3月に発表した中期経営計画を取り下げると発表した。

旧経営陣が立案した中期経営計画に対して、その実現は現実的ではないと判断したため。

現経営陣は、現時点で依然として赤字体質は解消していないため「未来に向けた戦略を構築する中期経営計画の運用を考えるよりも、一日も早く赤字体質を脱却し、早期に安定的に黒字化を実現できる強固な経営基盤を構築することだと考えている」という共通認識ある。

コストを削減し、一刻も早く収益体質を根本から変える必要があり、現在の中期経営計画は取るべき政策と明らかに逆行していたという。

今後は、現状の赤字体質から黒字転換を実現し、将来が見通せる段階になった時に、中期経営計画の立案と公表を行うとしている。

なお、同日に発表した2014年12月期第2四半期の決算は、売上高が62億8700万円(前年同期比21.2%減)、営業損失4億5800万円(前年同期は営業損失2億6900万円)、経常損失4億7200万円(前年同期は経常損失2億7600万円)、当期損失5億8200万円(前年同期は当期損失3億8000万円)と大幅な減収、損失となった。

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