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ヤマキ/中国で「ひきたてのだし」を生産、業務用和風液体調味料を展開

2013年09月26日 / 経営

ヤマキは9月25日、中国で2014年の春から業務用の和風液体調味料を展開すると発表した。

2012年11月に設立した現地の生産法人「雅媽吉(上海)貿易有限公司」を通じ、上海市の味の素調味料工場施設内に液体調味料の工場を新設する。生産開始は2014年5月頃を予定。

<新液体工場イメージ>
新液体工場イメージ

新工場では、日本国内と同様に「節(かつお)」から「だし」を抽出する工程を実現し、「ひきたてのだし」にこだわった液体商品の開発・製造を行う。

同社は、中国において、日本食の浸透と市場の拡大に伴い、より高品質な和風の味を簡便につくり出すニーズが外食・中食業者の間で高まっているとみている。

ヤマキは2008年から、現地で日本食レストラン向けに削り節・だしの素を展開している。

■新工場の概要
所在地:中国上海市松江工業区東部新区申港路3000号(上海味の素調味料社工場敷地内)
資本金:187万5000ドル(約1億8500万円)
竣工:2013年11月末
敷地面積:3230㎡(工場建築面積:653㎡)

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