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味の素×東洋水産/北米に冷凍麺生産の合弁会社、ラーメンを投入

2013年12月18日 / 経営

味の素と東洋水産は12月18日、味の素が手がける北米の冷凍麺事業に、東洋水産が技術面で事業参加することで基本合意したと発表した。

これに伴い、味の素が80%出資、東洋水産が20%出資する合弁の冷凍麺生産会社を設立する。投資見込み額の合計は約25億円。

販売は、味の素の100%子会社である味の素ノースアメリカが行う。同社は、北米で家庭用食品事業を展開している。

合弁会社設立は、味の素の北米における冷凍食品事業において、成長トライバーとなっている冷凍麺事業を技術面で強化することが目的。

同社の北米冷凍食品事業は順調に拡大しており、2012年度の売上高は75億円に達した。特に焼きそばなどの冷凍麺は成長のけん引役となっている。今後も、ラーメン店の増加を背景にさらなる市場拡大が見込まれ、技術面での競争力強化を課題としていた。

東洋水産との合弁会社設立を機に、焼きそばに加え、ラーメンなどの新商品の投入を予定している。

■合弁会社の概要
本社:アメリカ合衆国オレゴン州ポートランド
販売目標:発売10年後、約8000トン(約2000万食)
ブランド:「AJINOMOTO」
発売時期:2015年度予定

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