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大塚製薬/NPO法人と熱中症対策サービス、「暑さ指数」など配信

2013年07月11日 / 経営

大塚製薬とNPO法人「気象キャスターネットワーク」は、「熱中症予防情報サイト」を共同制作した。これに伴い、両社はこのほど、選択した地点の熱中症危険度を示す「暑さ指数(WBGT)」などの情報を自動配信するサービスを開始した。

<「熱中症予防情報サイト」トップ画面>
「熱中症予防情報サイト」トップ画面

2010年以降、熱中症による救急搬送者は年間約4万人、死亡事故数はそれまでの平均に比べ3倍以上に増加しているとされる。

熱中症予防対策として、厚生労働省は、暑熱状況を客観的に把握できる「WBGT」を測定し、必要な健康管理を行うことを推奨している。

しかし、職場での熱中症による死亡事例の9割以上は、WBGTを測定していない状況で起こっているという。

こうした状況を受け、事前にWBGTを把握し、適切な健康管理を行うことで熱中症事故を減らすことを目的に、両社は今回、WBGTなどの自動配信サービスを開始した。

同サービスでは、当日および一週間のWBGTや熱中症危険度、日常生活の注意点や気象キャスター・気象予報士によるその日の暑さに関するコメントなどを配信する。

■WBGT(湿球黒球温度)
熱中症予防には、地面の照り返し等の輻射熱の影響にも考慮が必要であるため、気温、湿度、輻射熱の3要素を組み入れたWBGTの活用が日本体育協会などで推奨されている。

■熱中症予防情報サイト
http://www.weathercaster.jp/heat_stroke/

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