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大塚製薬/仏子会社がアレルギー対応食品大手を買収

2013年01月11日 / 経営

大塚製薬は1月9日、健康・栄養機能性食品の製造販売を行う子会社「ニュートリション エ サンテ(N&S)」が、グルテンフリー食品事業を展開する「バルピフォーム」の全株式を取得したと発表した。

バルピフォームは1990年に設立され、グルテンフリー、アレルギー対応食品事業の草分け的存在として、同分野でフランスを代表する企業とされる。

アレルギー対応食品に関する最先端の設備工場を有し、イタリアやベネルクスなどを中心に売上の約40%をフランス国外に輸出している。

N&Sはバルピフォームにグルテンフリー食品を委託生産し、2007年から販売してきたが、同分野の売上はこの5年間で約4倍に成長しているという。

今回の買収により、N&S社は、グルテンフリー食品の開発から製造、販売まで一貫した体制を組むことが可能となる。

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