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Jオイル／排除措置命令・課徴金納付命令で公取委に審判請求

2013年09月05日 ／ 経営行政

J－オイルミルズは9月5日、段ボール用でん粉の取引で独占禁止法違反があったとして公正取引委員会から除措置命令と課徴金納付命令を受けていた問題について、公取委に審判請求を行ったと発表した。

外部専門家の助言なども踏まえ、同命令の内容を検討した結果、今回の排除措置命令・課徴金納付命令の内容が同社の認識とは異なるためとしている。

J－オイルミルズを含めた8社は、2010年11月頃に段ボール用でん粉の原料であるとうもろこしのシカゴ相場が上昇していたことを背景に、相場の上昇に応じて段ボール用でん粉の需要者渡し価格を共同で引き上げていくことで合意していたとされ、ことし7月11日に公取委から違反事業者として名指しされた。

同日、同社を含めた6社が再発防止を求める排除措置命令を受け、同社を含めた7社が課徴金納付命令を受けていた。同社が課された課徴金額は5434万円で、2番目に大きかった。

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