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大塚HD/米バイオベンチャー買収、抗がん剤分野を拡充

2013年09月05日 / 経営

大塚ホールディングスは9月5日、100%子会社の大塚製薬が、米バイオベンチャーのアステックス ファーマシューティカルズを買収することで合意したと発表した。

大塚製薬の100%子会社である大塚アメリカの、さらなる100%子会社を通じて、現金による株式公開買付け(TOB)と、それに続く形での現金を対価とする合併を実施することで、買収手続きを進める。

TOBに要する金額は約1億8600万ドル(約185億円)。

最初の買付け期間は、9月5日から10営業日以内に開始されるという。

大塚グループはTOBなどを経て、最終的にアステックスを連結子会社化する。

アステックスは1991年設立の製薬ベンチャー。2012年12月期の売上高は8315万9000ドル。がん治療薬の開発などに強みを持つ。大塚グループは買収により、がん領域のポ
ートフォリオを拡充するとともに、抗がん剤開発体制を強化する。

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