流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ぐるなび/加盟店の4割が通販事業に意欲

2009年08月21日 / トピックス

ぐるなびは8月21日、ぐるなび加盟店を対象にインターネットで実施した「飲食店の通販事業に関する調査」の調査結果を発表した。

店内飲食事業以外の今後の実施意向で、持ち帰りや宅配、通信販売などの実施状況を聞いたところ「実施している」は20.6%だった。現在実施していない店舗でも、「実施に向けて具体的に準備中」は3.1%、「実施に向けて内容等を検討中」は4.2%、「実施したいと考えているが、具体的な検討はしていない」は13.3%だった。業種別に実施状況を見ると、実施済みは、「本格中華」が40.0%、「アジア・エスニック料理」38.7%、「フランス料理」29.6%となった。

「実施または検討している店内飲食以外の事業内容の設問」では、実施している店舗の場合、1位が「弁当者惣菜など料理の持ち帰り販売」で56.8%、2位が「近隣への出前やデリバリー・ケータリング(宅配)」で25.0%、3位が「スイーツ、パン、ソース類、飲料など料理以外の自店オリジナル商品の持ち帰り販売」で24.3%となった。「準備・検討中」の店舗では、1位が「冷凍した惣菜など料理の通信販売」で38.5%、2位が「弁当者惣菜など料理の持ち帰り販売」で34.6%、3位が「近隣への出前やデリバリー・ケータリング(宅配)」で23.1%となっている。

さらに「店内飲食事業以外の売上の目標に対する達成度」と「売上全体に占める店内飲食事業以外の売上割合」を聞いたところ、「目標を大きく上回っている」が1.4%、「目標を上回っている」が4.1%、「ほぼ目標どおり」が40.5%という結果だった。売上に占める店内飲食以外の事業割合では、「10%程度」が71.6%となった。

なお、サンプル数は720店舗で、6月22日-29日の期間に調査を実施した。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧