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クロス・マーケティング/店舗レイアウト設計向け情報提供

2009年06月12日 / トピックス

クロス・マーケティングは6月12日、アイトラッキングシステムを活用して、店頭における生活者の購買行動、意思決定要因などのショッパーインサイトを探るためのサービス「コンシューマービュー・トラッカー」の提供を開始すると発表した。

生活者が店頭で「なんとなく」行っている購買行動や、その意思決定要因(ショッパーインサイト)を探ることで、生活者の店頭での購買意欲を刺激するためのマーケティング活動につなげていく手法が注目されている。

アイトラッキングシステムを用いてショッパーインサイトを探ろうとする試みはあったが、収集されたデータの読み取りが難しいことや、システム自体が高価なことなどの理由から利用は進んでいない。

同社は、独自のノウハウを用いてデータ分析の方法論を確立し、専用ツールを開発してデータ分析プロセスを大幅に改善することで、汎用性の高いサービスとして提供する。

具体的には、専用ゴーグルを装着した調査モニターの視線を計測することで、「どこを(視点)」、「どのような経路で(視線の流れ)」、「どのくらい(視線の滞留時間)」という「視覚データ」を収集する。

「視覚データ」に加えて、生活者が店頭で受ける刺激や購入決定時の心理状況もショッパーインサイトを探る重要な要素と位置付け、「行動データ」と「意識データ」を併用し、総合的な分析を行い、店内広告・販促物の効果的な活用や、店舗活性化に向けたレイアウト設計などに役立てる情報として提供する。

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