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丸井グループ/衣料品100%繊維リサイクル計画に参画

2010年06月02日 / トピックス

丸井グループは6月1日、日本環境設計がリサイクルに取り組む「FUKU-FUKUプロジェクト」に参画すると発表した。

同事業は日本環境設計が事務局となり、同社が所有する綿素材のケミカルリサイクル技術(特許出願済)を中心に、一般衣料の100%リサイクルを目指し、遅れていた一般衣料リサイクルを推進するもの。

丸井グループとしては、1月の繊維製品回収実験に続いての参加となる。今回のプロジェクトでも、丸井全店(22店舗)で、不要となった衣料品の回収を行う。回収する対象アイテムを増やし、婦人・紳士衣料全般、水着・浴衣を回収する。

自社ブランドやメーカーなど限定しない方針だ。衣料品の回収に協力した顧客には、リサイクル参加記念品としてノベルティ(ハンカチまたはハーブの種)をプレゼントする。

日本環境設計は、昨年から繊維製品の販売を手がける企業と個別に、衣料品の回収・実験を行ってきた。大手小売各社が連携した事業として「FUKU-FUKUプロジェクト」を新たにスタートする。

丸井グループは、アメリカ屋、イオンリテール・セルフサービス事業部、エドウィン、らでぃっしゅぼーや、良品計画とともに、同プロジェクトを推進していく。

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