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DNP/美容サロンの顧客満足を高める情報サービス

2013年07月16日 / IT・システムトピックス

ハイパーソフト、大日本印刷(DNP)、シーサム・ジャパンの3社は9月から、ハイパーソフトが全国2000店の美容サロンで展開しているPOSシステム「Salon de Net(サロン・ド・ネット)」と連携したスマートフォン用サービス「Salon de Wallet(サロン・ド・ワレット)」を開始する。

<サービスのイメージ>

美容サロンの顧客が複数のサロン(ヘアサロン、ネイル、エステ、マッサージなど)の会員証をスマートフォンで一元管理できる機能や、美容・ヘルスケア・ファッションに関する新製品情報やクーポンなどを提供し、既存顧客の満足度を高めるとともに、新規顧客の拡大を図ることができるサービス。

ハイパーソフトの「Salon de Net」は、顧客にネットでのサロン予約や利用履歴閲覧などのサービスを提供するほか、美容サロンの店舗管理の効率化を提供するPOSシステムとして広く導入されている。

一方、シーサムは、スマートフォンなどのモバイルサービスのプラットフォーム事業を世界で展開しており、複数のアプリを、Wallet(財布)に見立てたアプリで一元管理するモバイルWalletサービスでDNPと提携する。

今回提供する「Salon de Wallet」は、美容サロンのユーザーが、スマートフォンに「Salon de Wallet」専用アプリをインストールすることで、「Salon de Net」が提供しているサロン予約や利用履歴閲覧、サロンとのメッセージ交換のサービスなどを提供するという。

今後は、美容サロンの会員向けに提供する美と健康に関連する付加価値サービスを順次拡張していく予定です。

例えば、ヘアやネイルのファッショントレンドを掲載したヘア・ネイルカタログの配信、NFC搭載のヘルスケア機器(体脂肪計、体温計、血圧計、活動量計など)と連動した健康・ダイエット管理や健康情報の配信、肌管理サービスなどの提供を計画する。

NFCの店舗などでの利用環境の普及に合わせて、「Salon de Wallet」で非接触の決済サービスを展開する予定だ。

ハイパーソフト、DNP、シーサムの3社は、本サービスを各美容サロンに導入を働きかけ、今後5年間で250万人のユーザーの獲得と関連事業も含めて50億円の売上げを目指す。また、アジア市場にも展開するという。

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