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アサヒ/男性は「お酒」、女性は「お菓子」でプチ贅沢=調査

2013年02月27日 / トピックス

アサヒグループホールディングスお客様生活文化研究所はこのほど、「プチ贅沢」に関する意識調査と、「節約」に関する意識調査を実施し、結果を発表した。「プチ贅沢」とは、「日常生活におけるちょっとした贅沢」を意味する。

これによると、節約に関する意識調査において、日ごろから「節約を意識する」との回答は全体の92.7%となった。一方、プチ贅沢に関する意識調査では、「プチ贅沢をする」との回答は全体の75.3%。

この結果から、多くの人が「節約を意識しつつも、プチ贅沢を楽しむ」ことが推測されるとしている。こうした傾向は、男性よりも女性に強くみられた。

こうした推測を裏付けるものとして、自由回答で得られた、50代男性の「普段は発泡酒を飲むが、ホームパーティーの時はビールを選ぶ」や、50代女性の「普段は倹約するが、家族の誕生日には少し豪華な外食をする」などの声を紹介している。

どのようなプチ贅沢をするかについて、男性の回答のトップは「お酒」で49.3%、女性のトップは「お菓子」で68.1%となった。2位は男女ともに「外食」。

プチ贅沢をする理由のトップは、「楽しいことがあったとき」(39.6%)、2位は「ストレスがたまったとき」(37.5%)となり、「ポジティブ型」と「ストレス発散型」の2種類が上位を占めた。

「節約を強く意識する」との回答は、2009年の調査では39.1%だったが、今回の調査では28.7%と減少傾向にあった。同時に、「節約を苦しいと思ったことが無い」との回答は全体の49.7%を占めたことから、節約を意識した生活が日常で定着してきた様子が伺えるととしている。

「プチ贅沢」に関する意識調査は全国の20歳以上の男女を対象に2012年12月5日~11日にインターネットで実施され、782人の有効回答を得た。

一方、「節約」に関する意識調査は同様の層を対象に2013年1月30日~2月5日にインターネットで実施され、839人の有効回答を得た。

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