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アサヒ、野村総研/訪日外国人向け「対話型自動販売機」実証実験

2015年12月21日 / トピックス

アサヒグループホールディングス、アサヒ飲料、野村総合研究所は2016年1月6日、訪日外国人向けのおもてなし活動の一環として、最新の音声認識技術を活用した「対話型自動販売機」の実証実験を開始する。

訪日外国人が多く訪れる東京・浅草の雷門近く(東京都台東区浅草1-2-3)に「対話型自動販売機」を1台設置し、利用者の行動データを蓄積・分析する。

<「対話型自動販売機」使用イメージ>
「対話型自動販売機」使用イメージ1
「対話型自動販売機」使用イメージ2

急増する訪日外国人のニーズを検証し、アサヒグループ商品の購買とファン化を促進するための施策を見出すことを目指す。

具体的には、既存の自動販売機の横に設置したタブレット端末に向かって話した音声が、クラウド上で提供される音声認識サービスによってテキストに変換される。

そのテキストの構文解釈により文章として意味づけられ、それに対する回答が再度音声に変換されて端末に返り、自動販売機の前にいる人とリアルタイムで会話を行う仕組み。

自動販売機で商品の購入を検討している訪日外国人に対し、英語による音声コミュニケーションを通じて、お茶やコーヒーなどの商品カテゴリーを選択してもらい、糖分や炭酸の有無、カロリー量などを含む商品情報を提供する。

さらには「日本で人気のある商品」、「寒いときにぴったりな商品」など、お勧め商品の紹介を行い、販売促進につなげるという。

2016年2月までの設置予定。

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