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楽天は5月26日、米国の省エネ関連企業ThinkEcoとニューヨーク市で今夏展開予定の節電プログラム「CoolNYC」について協業することで合意したと発表した。
子会社の楽天エナジーが今春実施したスマートフォンを活用したデマンドレスポンスが評価され、合意に至ったという。
CoolNYCは、米国の電力会社Consolidated Edisonとニューヨーク市が2011年より取り組んでいる家庭向けの節電プログラムで、エアコン制御端末の遠隔操作により、エアコンの設定温度を下げ需要ひっ迫時の電力需要の削減を間接的に定量化するもので、必ずしもスマートメーターの設置を前提としない合理的な手法。
楽天は、国内で新電力会社やマンション一括受電会社と共同で、O2Oアプリ「スマポ」と「楽天チェック」を使った外出による節電の取り組みを推進しており、スマートメーター設置を条件としないデマンドレスポンスにおけるパートナー企業を模索していたという。