アイスタイルは海外の消費者をターゲットとした越境ECと化粧品卸事業に参入した。
中華圏をターゲットとした事業展開を進める。
参入にあたって、海外向け化粧品卸専門会社として、アイスタイルトレーディングを設立した。海外の化粧品販売事業者に国産化粧品を卸す際の輸出業務を担い、物流面から化粧品メーカーをサポートする。
アイスタイルトレーディングの卸先の第一弾として化粧品分野で中国最大のオンラインサイト「JUMEI」を運営するJumei International Holdings Limitedと、アイスタイルの連結子会社であるistyle Global(HongKong)Co.,Limitedを通じ、販売提携契約を締結した。卸先は今後も拡大する予定だ。
中国全土にオンライン取引プラットフォームを提供するアリババグループが運営するBtoCオンラインショッピングモール「天猫(Tmall)」の国際サイト、「天猫国際(Tmall Global)」へ化粧品専門店「@cosme官方海外旗艦店」を1月中旬にプレオープンした。
アイスタイルが日本最大のコスメ・美容の総合サイト「@COSME(アットコスメ)」やECサイト、店舗運営などを通して培ってきた化粧品メーカーとの関係性を生かし、「@COSME」で人気の商品を中国のユーザーに向けて紹介、販売する。
「@cosme官方海外旗艦店」は「天猫国際」に出店している約700店のうち、20店程度が優良推奨店舗として選ばれる「経営店舗(VIP店舗)」にすでに認定されており、今後の展開に期待が持たれている。正式なオープン日は3月中旬の予定で、提携先プラットフォームは今後も順次、拡大する計画だ。
中国における化粧品全チャネルの市場規模は2013年で3338.6億元(約6兆円)であり、化粧品を含めた海外輸入商品購入市場は2013年に767億元(約1.48兆円)に達し、前年比58.8%増の伸張を見せており、化粧品のEC販売は現在、急成長している。
近年では日本の化粧品に対するアジア圏の女性の関心は顕著な高まりを見せており、化粧品分野の中華圏における越境EC事業は今後も大きな成長が見込まれているという。