大正製薬/薬局・薬店向け販売店制度、3月末で終了
2010年03月01日 / 経営
大正製薬は3月1日、薬局・薬店向け販売店制度「株主特約店制度」を同月末で終了すると発表した。
1978年6月に開始した「株主特約店制度」は、同社の株式を1単元(1000株)以上所有し、参加申し込みをした薬局・薬店向けの制度。
30年にわたって、特約店に対し専売品「株主品」の提供や、販売システム構築の支援、「株主特約店セミナー」の実施や店頭での売り場演出の提案などを行い、経営の向上に貢献をしてきた。現在は、同社と薬局・薬店間の取引のほとんどを株主特約店が占めるようになった。
同社は、「今日ではわが国流通業界にあっても大きな存在と認められるまでに発展した。ついては株主特約店制度はその役割を終えたものと考え、3月末をもって終了することにした」とコメントしている。