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ウエルシア関東/出店攻勢当たり増収増益、売上高600億円

2008年10月19日 / 決算

調剤薬局併設のドラッグストアを運営するウエルシア関東は10月17日、2009年2月期中間期決算を発表した。それによると、売上高は600億4300万円(前期比21.7%増)、営業利益は25億5500万円(19.7%増)、経常利益は26億7400万円(19.0%増)、当期利益16億6900万円(38.6%増)と好調で、増収増益となった。

出店攻勢をかけ、埼玉県7店舗、東京都7店舗、栃木県2店舗など関東一円で計20店舗を新規出店。一方、埼玉県3店舗、東京都1店舗など5店舗を閉店した。商品別の概況では、医薬品・衛生用品が医薬品の拡販、「かかりつけ薬局」としての調剤取扱店舗の拡充(312店舗中236店舗)に加え、ドラッグストア連合「イオン・ウエルシア・ストアーズ」のプライベートブランド商品の強化などで売上高201億2300万円(19.0%増)と増収を確保した。中でも調剤売上高の伸びが目覚しく、39億円(35.3%増)を記録した。

化粧品は男性向けの拡大などと、店舗の拡充効果もあり売上高は123億6400万円(14.6%増)とこちらも二桁の伸びを確保。家庭用雑貨は、商品陳列の工夫、話題性商品の品揃え充実により売上高は85億2000万円(19.5%増)。食品も新商品導入、商品陳列の工夫とともにイオングループのプライベートブランド、「トップバリュ」の拡販に注力したことで売上高は伸長。

145億6100万円(28.8%増)と商品別では第三位の伸び。その他酒精、煙草は酒取扱店舗の増加やtaspo導入効果で、売上高は44億7300万円(39.4%増)と商品別では最も伸びた。

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