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グルメ杵屋/2010年9月末までに100店の赤字店舗解消

2009年11月30日 / 決算

グルメ杵屋は11月30日、経営合理化策を発表した。

5業種で40以上に膨れ上がった業態を1業種につき2業態程度に集約する方向で、2010年9月末までに約100店舗の赤字店舗の解消を目指す。

解消方法は独立希望の社員に「のれん分け」する経営委託制度を活用する。以前からある同制度の年齢や勤続年数などの応募基準緩和を行う。経営委託が難しい店舗については、収益性の高いセルフ形式のうどん業態をメインに業態変更を行う。

業態変更が難しい店舗では退店を断行する。効率優先の営業管理組織への改編に加え、本社開発部門の強化と管理部門のスリム化を実行する。退店などによって発生する余剰人員は、子会社、関連会社の新規事業に吸収させる。

コスト削減などの収益構造改革に取り組んできたが、売上規模の縮小は予想を超えており、業績は厳しい結果となった。収益改善・合理化への施策が不可欠であると判断し、合理化施策を実施することを決めた。

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