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ドン・キホーテ/仕入体制強化などで当期利益60%増

2009年11月04日 / 決算

ドン・キホーテが11月4日に発表した2010年6月期第1四半期決算によると、売上高は1235億8300万円(前年同期比3.0%増)、営業利益51億7800万円(13.6%増)、経常利益48億5500万円(4.9%増)、当期利益35億6800万円(60.0%増)となった。

第1四半期は、食料品や日用雑貨品などの品揃えを充実させ、低価格訴求を行い顧客の支持率を高めた。また機動的・効率的な出店と改装を推進し、グループの総合力発揮のため、仕入体制などの社内体制を強化した。今年7-9月の店舗状況は、関東地方と九州地方で1店舗ずつ開店する一方、事業効率の見直しを進め2店舗を閉店。9月末時点のグループの店舗数は218店舗となった。

事業別売上高は、ディスカウントストア事業の売上高は1026億6100万円、営業利益は43億2200万円だった。

総合スーパー事業の売上高は164億8600万円、営業損失は1億2500万円で推移した。

テナント賃貸事業の売上高は47億6700万円、営業利益は10億4700万円となった。

第2四半期は子会社の店舗改装や業態転換が順調だったとして、予測値を上方修正した。売上高は2500億円(当初予測より0.8%増)、営業利益92億円(8.2%増)、経常利益85億円(1.2%増)、当期利益46億円(2.2%増)を見込む。通期は売上高4970億円(3.4%増)、営業利益180億円(4.8%増)、経常利益178億円(11.3%増)、当期利益100億円(16.9%増)と予想している。

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