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ローソン/taspoの導入効果などで業績上方修正、売上高18億円増

2008年10月06日 / 決算

ローソンは10月3日、4月10日に発表した2009年2月期中間期・通期の業績予測を修正した。修正後の中間期業績予想は売上高1623億円(4月時点より2.1%増)、営業利益は291億円(18.3%増)、経常利益288億円(19.5%増)、当期利益155億円(25.0%増)と増収増益となった。通期の見通しも、売上高3520億円(12.5%増)、営業利益480億円(12.9%増)、経常利益472億円(13.2%増)、当期利益239億円(14.9%増)の上方修正となった。

修正の理由は、taspoの導入効果でたばこの売上高が当初予想を上回ったほか、品質の向上と価格政策徹底による主力商品が堅調に推移したことなど。このため売上高は当初予想を18億円上回る。

また、システム関連費用の見直しなどの販売費・一般管理費のコスト削減効果で、営業利益が当初予想を35億円上回ったためとしている。当期利益は、既存店の業績向上で特別損失が減少し、当初予想を26億円上回る。さらに子会社のローソン・エイティエム・ネットワークスで自動現金支払機の利用件数が増加したことも貢献したという。

通期業績予想は個別決算でtaspoの導入効果などで、売上高40億円、営業利益45億円、経常利益48億円、当期利益が32億円当初予測を上回り、引き続き増収増益となる模様。

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