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岩田屋/通期は売上高5.7%減、当期損失17億円

2009年05月11日 / 決算

岩田屋が5月11日発表した2009年3月期連結業績によると、売上高993億1500万円(前年同期比5.7%減)、営業利益2億500万円(83.6%減)、経常損失13億4800万円(前期は9億6600万円の経常利益)、当期損失17億300万円(4億1400万円の当期利益)となった。

三越伊勢丹ホールディングスのグループの一員として、統合の効果を顧客に提供するため、三越福岡店との間でベビーカーの共同利用やポーターサービス、駐車場の共同利用など、2店舗共通のサービスをスタートさせたほか、共同企画の催し物の実施などに取り組んだ。売上高の減少に歯止めがかからない状況の中、業務全体の見直しを行い、徹底的なコスト削減による利益の確保に努めた。

事業別では、主力の百貨店業にについては、顧客の期待を上回る販売サービスの提供とMD(商品)施策の実施により、地域の顧客の支持を高めていくとともに、業務全体の見直しを行い、徹底的なコスト削減による利益の確保に努めた。景況感の悪化による個人消費の伸び悩みの影響も大きく、売上高は988億4400万円(5.7%減)、営業利益2億3700万円(82.0%減)となった。

2010年3月期の業績予想は、売上高922億円、営業利益5億円、経常利益3億円、当期利益2億円を見込んでいる。

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