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キタムラ/通期は売上高5.5%減、営業利益49.1%減

2009年05月12日 / 決算

キタムラが5月12日発表した2009年3月期連結業績によると、売上高1539億8100万円(前年同期比5.5%減)、営業利益12億1100万円(49.1%減)、経常利益21億6300万円(33.5%減)、当期利益9億300万円(21.6%減)となった。

売上高減少の主な要因は、映像機器部門で主力のデジタルカメラの単価下落により前年より56億9000万円減少(台数は7%増)したことや、プリント部門でフィルムプリントの減少を主力のデジカメプリント・フォトブックでカバーできず、前年より28億5300万円減少したことによるもの。

販売費・一般管理費は前年より12億4200万円減少した。主な要因は、カメラのキタムラ、カメラのきむら、SNAPS!の統合によるシナジー効果によるもので、広告費・販売促進費を8億3500万円削減した。特別損益は、前年より8億3100万円損失が増加。減損損失4億6900万円、関係会社の事業構造改善費用2億円、関係会社の役員退職慰労引当金繰入額1億2800万円、投資有価証券評価損1億4700万円などが影響した。

来期は、写真スタジオマリオを、既存のカメラのキタムラ内に出店し、300店舗体制にするほか、快適な撮影空間を提供する「スタジオK」を全国200店舗に導入する。

次期の業績見通しは、売上高1482億2900万円(3.7%減)、営業利益4億200万円(66.8%減)、経常利益12億2500万円(43.4%減)、当期利益3億円(66.8%減)を見込んでいる。

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