流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





東邦HD/第1四半期の売上高11%増、営業利益2.1倍

2010年08月02日 / 決算

東邦ホールディングスが8月2日に発表した2011年3月期第1四半期の業績は、売上高2587億8600万円(前年同期比11.1%増)、営業利益27億7300万円(2.1倍)、経常利益39億4600万円(85.7%増)、当期利益19億6900万円(91.4%増)となった。

前期に連結化したオムエル(現:セイエル)、アスカムが期初より業績に貢献したことなどから、市場を大きく上回り伸長した。

さらに、売上総利益は、2社の連結効果、調剤薬局事業の順調な拡大により、前年同期間比4,568百万円増となり、対売上比8.7%で前年同期間に比べて1%改善した。

販管費は連結会社の増加により30億9300万円増加したものの、対売上比では計画を0.1%下回る7.6%にとどめることができた。

医薬品卸売事業の売上高は2516億900万円(11.3%増)、営業利益は24億5400万円となった。6月1日に南西薬品(沖縄県那覇市)を完全子会社化し、商号を沖縄東邦に変更した。

この経営統合により、「共創未来グループ」のネットワークは全国47都道府県全てをカバーすることになった。

7月1日には、山口東邦がアスカムの茨城県における医薬品卸売事業を吸収分割により統合し、同県におけるグループ営業基盤をより強固なものにした。

調剤薬局事業の売上高は150億6300万円(16.0%増)、営業利益は5億2200万円となった。

通期は売上高1兆600億円、営業利益120億円、経常利益147億円、当期利益83億円を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧